マクドナルドの店内で飲食するとき、いつもトレイの上に敷かれている紙のマット。このたびマクドナルド・オランダが、スマートフォンを置くと音楽が制作できるようになるトレイマット「McTrax」を開発しました。4月22日にある店舗でお客さんにサプライズで体験してもらったときの動画をYouTubeで公開しています。

https://www.youtube.com/watch?v=X6zPbogDPgU

 「McTrax」は導電性インクでさまざまなボタンがプリントされているマット。中央にスマートフォンを置いてBluetooth接続することで、マットを操作盤にしてスマートフォンから音を出しながら音楽を制作できます。マクドナルド・オランダと広告代理店TBWA\Nebokoがコラボで手掛けたもので、食事中に作曲で遊んでもらうのを狙いとしているようです。

McTrax

「McTrax」のトレイマット


McTrax

導電性インクがBluetooth接続でスマホとつながる


McTrax

マットで音楽制作が可能に!


 矢印ボタンでビートを選択し、シンセサイザーのように鍵盤を押してメロディーを奏でることも可能。またその場で音楽や声を録音・再生できるサンプラー機能や、指の触れ方によって多様なエフェクトが掛けられるエフェクト・ユニット機能も備えています。

McTrax
McTrax

シンセサイザー機能


McTrax
McTrax

エフェクト・ユニット機能


 動画ではお客さんたちが、自分で発した声を再生したりビートを切り替えたりと、トレイマットを押すだけで音楽制作ができることに興奮している様子。海外展開については特に触れられていませんが、ぜひ日本でもハンバーガーやポテト片手に作曲して体を揺らしてみたいです。

黒木貴啓