欧州各国からも広く参加者を集めるドイツのファンイベント、ドコミの模様をお届けします。
ドイツのコミケは欧州の中心
ドイツ最大と言われるのがクリエーターのエリアです。漫画やイラストを扱うイラストレーターだけでも160スペース。ファッション系のアクセサリーや小物を扱うスペースを含めると200スペースを超えます。
ベルリンから参加したイラストレーターのLanchaさんに話を聞いたところ、イラストレーターはドイツだけではなく、カナダやフランスからも参加しているそうです。来場者はドイツ以外だとオランダが多いかもとのことでした。

ドコミのイラストレーターエリアを担当するスタッフにも周辺国からの参加者について聞いてみました。カナダ、フランスのほかにも、スウェーデン、イタリア、オランダ、ハンガリー、英国、ポーランドのイラストレーターが参加しており、年々増えているとのことでした。
欧州各国からドコミにファンが参加する、その傾向は人気コンテンツの1人、ダンスオフ・コンテストでも見られました。ボカロ曲などにダンスの振り付けをする「踊ってみた」とそのカバーダンスのコンテストです。3回目の実施となる今年は、日本からダンサーのK'sukeさん、ハクさん、流星ヤロウさんが来独。コンテストの審査員を務め、また華麗なパフォーマンスを披露しました。

ダンスオフ・コンテストにもオランダ、英国、フィンランドといった周辺国からのエントリーがありました。また、ほかの踊り手と交流したいとフランスやイタリアの踊り手も会場に駆けつけ、大いに交流を深めていました。



もちろん、コスプレもドイツはもとより近隣諸国から、地元の初心者から遠方の経験者まで幅広いコスプレイヤーが大集結。会場の内外はもちろんのこと、ドコミでは会場の向かいにある広大な庭園も市の許可を得た公式会場の一部となり、コスプレイヤーに解放されます。庭園内には日本エリアがあり、ちょうど桜が満開で写真撮影を楽しむコスプレイヤーであふれかえっていました。








次はもっと大きく?
ドイツのコミケ、ドコミは日本のポップカルチャーに関連するあらゆるファンが交流できる特大のプラットフォームでした。来場者もドイツからだけではなく、欧州各国にまで及び、このタイプのイベントとしては欧州最大級の規模と言えるかもしれません。今年拡張したメッセ・デュッセルドルフ側にはさらにいくつもホールがあり、ドコミはまだまだ大きくなりそうな予感がしました。
次回開催は2017年6月3日、4日の2日間を予定。公式情報によると、3日間開催への拡大も検討するそうです。来年は皆さんもドコミに行ってみませんか?
筆者紹介
Kataho:ドイツ、フランクフルト在住のアニメ・ボカロ好き。日本文化を通じたドイツと日本の交流に興味があり、ドイツ各地の日本イベントに参加(Twitter:@sakaikataho)
写真協力:Lena Kluth