スウェーデンのダイナマイト専門家、DYNAMITE ERIKさんが、友人の誕生日を豪快な発破で祝うサプライズ動画を、ビデオレターとしてYouTubeに投稿しました。轟音とともに爆発四散する友人の名前。これは確かに「サプライズ」……って、そのまんますぎる。


YouTube越しのビデオレター

爆破前
「ご家庭ではやらないでください」との警告。誰もやらないとは思うけど

爆破後
ハッピーバースデーイ!……本当に祝福になっているのかな

 祝福されたのは、今年で60歳になるハリーさん。会場には「H」「A」「R」「R」「Y」「60」と、名前と年齢が記されたロールベール(干し草を円筒状に固めたもの)がズラリ。ロールベールには総計30キロのダイナマイトが仕掛けられており、「Time for explosion!(爆破の時だ!)」と号令されるやいなや、盛大に爆発。いまどき戦隊ヒーローの登場シーンですら、こんなに派手にやらない。


前口上
左上の写真が、今回祝われたハリーさん

準備
「HAY BALE」とは、干し草で作られた俵のこと。6つの俵にダイナマイトを仕込み、ハリーさんの名前と年齢を配して準備完了

号令1
号令2
号令とともに、ファンファーレが奏でられ……

爆破1
爆破2
起爆! 次々と吹っ飛ぶ俵

喝采
見物人からも大喝采。目的と手段を履き違えているような気も

ハッピーバースデイ
イベントの成功に喜びつつ、最後に「ハッピーバースデイ」。とってつけた感があるのはたぶん気のせい

 DYNAMITE ERIKさんがハリーさんを会場に呼ばず、YouTubeを介して祝福した判断は賢明と言えるでしょう。還暦を迎える老人が、現場でこんな光景を見せられた日には、誕生日だというのに寿命を縮めかねませんから。


(沓澤真二)


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