2000年の事故で四肢まひとなった元レーサーのサム・シュミット氏が、頭部で操縦できる車を乗りこなし、5月22日にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで自身最高の時速245キロを記録しました。
アメリカのアロー・エレクトロニクスが開発したこの車は、頭部で加速とステアリング操作、センサーを口でかむことでブレーキングするなどの機能を搭載。2014年に開発プロジェクトが始まり、2016年に改良版が開発され今回の記録となりました。

サム・シュミット氏は過去インディカー・シリーズに参戦していたトップドライバーで、最も多くの観客を集めるレース「インディ500」にも出走。2000年に起きた事故で四肢まひとなってからもレーシングチームのオーナーとしてレースに参戦していました。
ちなみに、彼のチーム「シュミット・ピーターソン・モータースポーツ」のドライバー、ジェームズ・ヒンチクリフは5月21日から行われていた「インディ500」の予選で1位を獲得しています。

アロー・エレクトロニクスの公式サイトでは、このプロジェクトの動画(2014年)が公開されていて、実際に操縦する様子を見ることができます。

(宮原れい)
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