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日本図書普及は、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーが共同で提供・運営する「サーバ管理型プリペイドASP サービス」を活用した新たな図書カード、「図書カードNEXT」を発行開始します。

「図書カードNEXT」は従来のような磁気の図書カードとは違い、カード残高をデータセンターのサーバで管理。残高の減算は、裏面のQRコードを専用端末で読み取り、リアルタイムで行います。また、このQRコードには複製を防止する特殊加工が施されていて、専用端末でのみ読み取りが可能となっているそうです。

新型の読取機は、「図書カードNEXT」と従来の図書カードを両方読み取ることが可能なハイブリッド型。カード裏面のID 番号などを専用サイトに入力することで、カード残額と利用履歴を確認することが可能になるという利用者側のメリットも。図書普及は「サーバ管理型の『図書カードNEXT』を発行することにより、書店での使い勝手は変わらない上、新たな販路の開拓にも挑戦できると考えております」としています。
「図書カードNEXT」は6月1日から提供開始。発行券種はピーターラビットシリーズ(全4種)、東山魁夷シリーズ(全4種)、富士山シリーズ(全2種)の3シリーズ。価格は500円から1万円までとなっています。

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