ロサンゼルス地下鉄が、利用者へ危険行為を注意するために、せい惨なPR動画を公開しました。表現はシンプルながら、とにかく生々しい。

歩きスマホ編。サムネイルの時点でえらいことになっていますが、苦手なかたは心の準備を

 「Safetyville」(安全な場所)と題した一連のシリーズもの。歩きスマホ編では、ホームでSNSや音楽に夢中になっていた人が、車両に跳ね飛ばされてバラバラになってしまいます。登場人物は棒人間のように簡素化されていますが、効果音だけは生々しく、視聴者の心へダイレクトにうったえかけます。


ホームにて
SNSに夢中
音楽を聴きながらSNSに夢中。日本でもそこそこ見かける光景

ラインを越えて
周囲が目に入らず、安全ラインを踏み越えてしまう棒人間。日本の広告なら、このへんで誰かが止めに入りそうなところですが……

衝突
えっ

粉砕
えええええぇぇぇっ!

無関心
見ていた人が無関心に車両へ乗り込むところも恐ろしい

安全は自分から
最後のキャッチコピー「Safety begins with you」(安全は自分から)の説得力が半端ない

 ほかにも、無理な踏切の横断や、駆け込み乗車を注意する動画が5編。いずれも棒人間たちは悲惨な最期を迎えており、視聴後は自省させられること必至です。

踏切編その1。車で遮断機を突破するのはやめましょう
踏切編その2。踏切前で停車していても、よそ見をしていると……
踏切編その3。くぐるのもダメ!
駆け込み乗車編
スケボー編

(沓澤真二)