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ブラジルの動物保護団体「Voluntario Animal」が、交通事故で飼い主を亡くし、その飼い主が乗っていた事故車内に住んでいた犬を、廃車置場の警備員が引き取ったと発表しました。

飼い主が交通事故で死亡したのは、昨年9月。幸いにも犬は生き残りましたが、事故車とともに廃車置き場に行くことに。飼い主の家族は引き取らず、そのまま同車に住むようになりました。亡くなった飼い主を感じられる場所にいつづけたという点では、忠犬ハチ公のエピソードに似ているようにも思えますが、あまりにも不幸……。
事故から数カ月後、警備員のDavid Guimaraes Santosさんが犬の存在に気付き、次第に仲良くなるように。職場が変わることが決まったため、同氏は引き取って世話をすることにしました。かなり懐いているものの、正式な引取手が現れたら譲る予定だそうです。とにもかくにも新しい飼い主さんが見つかってよかった、よかった。

交通事故をきっかけに、廃車置場に住み着くことに
かなり懐いているようです
(マッハ・キショ松)
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