日本の花火市場の9割以上が外国産となった現在、「純国産花火が普及していく足がかりになれば」。
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噴出型花火の元祖で、1949年に発売された国産花火「ドラゴン」。火薬や材料費の高騰から2008年に生産中止となっていましたが、2016年7月15日にクラウドファンディングサイトCAMPFIREで復刻プロジェクトが始動しました。
そして、8月10日の終了時点で目標金額60万円の3倍以上となる、207万円(パトロン数337人)を達成。「復刻版ドラゴン」の販売が決定しました。

プロジェクトを立ち上げたのは「ドラゴン」製造メーカー・太田煙火製造所の太田恒司さん。今年で88年目になる老舗花火メーカーの5代目で、純国産花火の現状を伝え、盛り上げるためにと立ち上げを決意。
CAMPFIREでは、「現在日本の花火市場の9割以上は中国をはじめとする外国産のもの」という事実とその経緯を説明しています。


1975年以降、価格の安い外国産花火により、少しずつ淘汰されていった国産花火。太田さんは、このままでは消えてしまうのは時間の問題、また一度そうなれば“作れなく”もなるとして、「今一度、多くの方に国産花火に目を向けていただければ」と考えを述べています。


最初は「2017年夏のみ、限定5万個の限定復刻」の販売とされていましたが、予想を超える支援により、増産と翌年以降の生産も行われる予定です。「復刻版ドラゴン」のデザインもすでに公開され、来年の夏を待つばかりとなっています。

(宮原れい)
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