ESA(欧州宇宙機関)が、2014年に彗星へ着陸したのち、トラブルで活動を停止していた調査用の着陸機「フィラエ」を発見。探査機「ロゼッタ」からの画像とともに発表しました。

ESAは2004年、彗星を構成する物質の採取を目的とした探査計画の下に、ロゼッタを打ち上げました。この彗星探査機は2014年5月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ接近し、撮影を開始。同年11月には搭載していたフィラエを投下し、着陸を成功させました。

ロゼッタ(上)とフィラエ(下)のイメージ(ESAの資料より)
フィラエは史上初の「彗星に着陸した探査機」となりましたが、機体の固定に失敗して陽の当たらない位置へ落ち込み、見込まれていた太陽光発電が不可能に。残存バッテリーで約3日間の調査を行い、データをロゼッタへ送信したのち活動を停止しました。



消息を絶ち、正確な位置が不明となっていたフィラエですが、ロゼッタが撮影した画像から、彗星上で横転している姿を確認できます。位置を特定できたことで、ESAはフィラエの調査結果をより詳細に分析できる可能性に期待しています。
(沓澤真二)
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