世界最大のアーケードゲームマシンとしてギネス世界記録に輝いたレプリカ筐体が、海外サイトで販売されています。サイズは横幅約1.9メートル、奥行き約1メートル、高さ約4.4メートル。操作パネルまでの高さだけでも2メートルほどありそうで、まともに遊べる気がしない。


筐体
高さは一般的成人男性の2倍以上。日本の家屋にはまず搬入できないし、そもそも手が届かない!

 紹介動画を見ると、あらためてサイズの異様さが分かります。モニターは80型ワイドの大画面。入力デバイスとしてスティックと6つのボタンが2組と、トラックボールが搭載されているのですが、こちらも極大。ボタンは「ポップンミュージック」のようなサイズですし、トラックボールは子どもの頭ほどあります。開発者すら下から手を伸ばしてやっと操作する始末で、「勢いで大きいの作っちゃった」感がすさまじい。


https://www.youtube.com/watch?v=7LtxHlVHuEM

サイズ感
サイズ感がおかしい

届かない
背伸びしてやっとスティックに手が届く

投入口
巨大なコイン投入口も備えられていますが、残念ながらダミーだそうです

 内蔵のWindowsPCに、約250タイトルのオールドゲームをプリインストール。PC用の最新ゲームも遊べるそうです。XboxやWii、プレイステーションのゲームも動作すると説明されていますが、エミュレートするのか、各ハードを別個に内蔵しているのかは明らかにされていません。


センチピード
アタリの「センチピード」

スト1
カプコンの「ストリートファイター」や「戦いの挽歌」など、日本のゲームも

 サイズもさることながら、価格も9万9000ドル(約1037万円)とビッグすぎるこの筐体。身長と住環境と財力に自信のある人なら……と一瞬思いましたが、そもそも体格面のハードルが高すぎますね!


(沓澤真二)


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