日本に1羽しかいないコウテイペンギンの赤ちゃん、親ペンギンのおなかの下ですくすく成長中

　和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で10月15日、コウテイペンギンの赤ちゃんが誕生しました。

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　コウテイペンギンは世界最大種のペンギンで、国内の飼育はアドベンチャーワールドと名古屋港水族館の2館、計22羽。その赤ちゃんとなると現状日本で1羽のみ。しかも赤ちゃんの姿はわずか3〜4カ月程度と、非常に貴重な機会ということでアドベンチャーワールドに足を運んでみました。

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　海獣館にいくと、そびえ立つコウテイペンギンの夫婦。身長は100センチ超、小学校低学年くらいの背の高さでかなり……太くて大きいです……。

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　で、赤ちゃんはどこにいるのかな……。

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　お父さんペンギンのおなかの下にいました！　一見すると押しつぶされているようにも見えますが、本来南極に分布するコウテイペンギンは、赤ちゃんを寒さから守るためにおなかと足の間に挟んで温めながら育てるもよう。羽毛に覆われたおなかの下は、赤ちゃんのための暖房完備の巣なんですね。

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　まだ赤ちゃんなので普段は寝ていることが多く、あまり顔を出しませんが、お父さんは赤ちゃんを抱いたまま移動もできるので、一緒に散歩をしたり遊んだりすることもあります。

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　館内スタッフによると、この赤ちゃんは1月には毛が生え変わって親ペンギンと同じ柄になるそう。12月下旬くらいまでは赤ちゃんの姿だそうなので、この機会を逃したくない方はお早めに。なお、アドベンチャーワールドでは現在、ジャイアントパンダやレッサーパンダなど、他の動物もベビーラッシュ中。動物の赤ちゃん好きにも今は絶好の機会かもしれませんね。

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（協力：アドベンチャーワールド）

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（いしじまえいわ）

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