時計の針が進むのは2年ぶり。
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人類滅亡までの時間を象徴的に表した「世界終末時計」が、のこり2分30秒になったと、米科学誌「Bulletin of the Atomic Scientists」が1月26日に発表しました。時計の針が進むのは「のこり3分」だった2015年以来2年ぶり。

のこり2分30秒に……(画像はBulletin of the Atomic Scientists公式Webサイトより)
1947年から人類滅亡のカウントダウンを行っている同誌は、時計の針が進んだ理由について、トランプ大統領の核兵器や地球温暖化に対する認識への懸念や、世界の核兵器の90%以上を保有する米ロ間の緊張感が依然高いままであること、北朝鮮が地下核実験を継続している状況などを挙げています。また、世界の二酸化炭素排出量は前年度に比べ横ばいだったものの、温暖化傾向は依然継続中で、改善にはパリ協定で制定された以上の温室効果ガス削減が必要だとも指摘しています。

また、同誌編集長のレイチェル・ブロンソン氏は核兵器や地球温暖化といったこれまでの諸問題に加え、世界規模で「偽ニュース」が増加している現状(関連記事)についても懸念を示しています。
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