なぜダメなのか。
Twitterに投稿された「バットを使った野球は禁止」という垂れ幕の写真が話題になり、バットを使わない野球とは何なのかと多くの人が疑問を呈しています。

問題の垂れ幕はとある公園(グラウンド?)のフェンスに掲げられたもの。確かに「バットを使った野球は禁止」と赤い文字で大きく書かれているのですが、バットを使わない野球とは一体……。Twitterでは「キックベースを広めるつもり」「ゴムボールを手のひらで打つ」「ラケットベース」「野球拳」「野球盤」「巨人の星みたいに下駄で打つ」「クリケット」「イナズマイレブンかな?」「せがた三四郎」など、さまざまな意見が出ていました。
一体どういう意図で掲げられたものなのか、垂れ幕に記載のあった神戸市東部建設事務所に聞きました。

――垂れ幕設置の背景は
この公園は、神戸市東灘区の住宅街にあります。バットを使った野球をすると、思わぬ方向にボールが飛び、ボールがフェンスを越え周辺に迷惑がかかるおそれがあります。それで近隣の家や建物などを破損した事例が実際にあります。また、振ったバットに他の利用者が接触したり、バットで打った強いボールが他の利用者に当たってけがをするおそれがあるためです。
なおこれは、公園の利用実態に合わせて個別に対応しているもので、すべての公園で一律に取り決めているものではありません。公園の管理を手伝ってくれるボランティア団体(主に草刈り・清掃などを行う)の方とも話をしながら、公園管理者の権限(市の管理権限)で設置しています。
――「バットを使った」とあるが、バットを使わない野球というとどういうものがあるか?
「子ども同士や親子のキャッチボール程度は可能」なことを表現したかったのです。疑問に思われない表現として、「バットの使用は禁止」の方が適しているのかもしれませんね。今後の参考にさせていただきます。公園を利用される方々が安全安心に過ごしていただけるよう日々努めてまいりますので、今後ともご理解とご協力をお願いします。

建設事務所の担当者は実際にTwitterの投稿を見たようで、公園の注意書きが思わぬところで話題になっていることを知り驚いたとコメントしていました。