小学生のとき、誰もが遊んだことのあるドッジボール。投げるときは上から、野球でいうところのオーバースロー投法を使っていた人が多いのではないでしょうか。しかし、YouTube上には腕をグルンと回して下から放るソフトボールの投げ方で豪速球を繰り出している動画が公開されています。


ドッジボールって、ソフトボール経験者にむっちゃ有利な競技だったのか!

 動画には、海外の女性が体育館内でドッジボールの練習をしていると思われる様子が収録されており、ほとんどの人がオーバースローのように肩の上からボールを投げています。フォームもしっかりしており、熟練者の集まりのようですが、1人だけソフトボールで一般的なウインドミル投法(腕を風車のように1回転させ下から投げる)を使う人物が。ほかのプレイヤーを圧倒する球速で、狙った相手に連続して当てています。豪速球すぎて、人間もカメラも反応しきれない無双っぷり。


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ボールをわしづかみにして


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腕をグルンと回して投げると


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カメラも追い付けない球速


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別の相手を狙っているところ


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胴体あたりの捕りやすい場所ですが


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キャッチに失敗し、ボールがコロコロ


 日本ソフトボール協会によれば、ウインドミル投法は腕を回すときの遠心力で球速をあげられるのが特徴で、女性トッププロでは時速105〜110キロ以上にもなるとのこと。野球に比べるとピッチャーからキャッチャーまでの距離が短く(女性で13.11メートル)、同競技に換算するとその体感速度は160キロを超えるといわれています。

 ちなみに、日本ドッジボール協会が紹介している公式ルールでは、内野片面の面積は縦横ともに10メートルとさらに短くなっており、位置取りによっては数メートル程度の至近距離から相手が投げてくる可能性も考えられます。ボールの大きさなどが違うため、ドッジボールのウインドミル投法がどれくらいの球速になるのかは分かりませんが……うん、取りあえず捕れる気はしないなこれ。


マッハ・キショ松


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