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「今後、総理大臣とか目指しているのでしょうか?」とコスプレイヤーから聞かれて、「もう、知事一筋ですよ。集中!」と笑って返す小池百合子都知事。
4月29・30日に幕張メッセで開催中のイベント「ニコニコ超会議2017」、トークショーステージに小池都知事が登壇しました。女子高生やコスプレイヤーなど5人の質問に答えていくスタイルだったのですが、シャープな質問に会場が何度も湧きあがる、ニコニコ超会議らしい“知事会見”がそこにはありました。

囲み取材に応じる小池都知事

トークショーで女子高生やコスプレイヤーから質問を受ける
「どんな女子高生だったんですか?」という質問には「なんとセーラー服来ていたんですよ? 女子校でまじめな女子高生でした」「ソフトボールもやっていまいた。ポジションは最初はレフト、途中からピッチャー。豪速球だけれどコントロールが悪いから、押し出しフォアボールが得意球とでしたね(笑)」と自身の学生時代のエピソードを披露。
ファッションのこだわりを聞かれたあと、今度は逆に「女子高生はみんなそれぐらい短い丈のスカートを切るの?」「何センチとか規定があるの?」と聞き返したり、コスプレイヤーにも「そのコスプレは自分でつくっているの?」「デザインもゲームから?」と食いついたりと、若者に興味津々な姿勢も見せます。

会場の周りには多くのニコニコ超会議参加者たちが押し寄せた
ニコニコが経営する高校・N高の生徒から「少子高齢化で政治家の選挙はお年寄りに重きが置かれているのでは」と尋ねられると、「解決策は簡単ですよ。若い人が必ず選挙に行けばいいんです」「政策を変えさせようとするなら、みんなで大きく動けば良いんです。超会議で政策決めればいいじゃない。何をしてもらいたいかとか文句言っている前に投票いったら? という(笑) それで変わるんですよ。自分で動く、ということですね」と、投票の重要性を訴えました。

トークショーの締めでは、若者とネット文化について次のようにコメント。
「超会議ではみなさんこうやって自分たちの意見をどんどん発信していく。昔は発信する術がなかった時代。自分を表現する場っていうのはなかったじゃないですか。ひとりやっていても『あの子ヘン』と思われるだけだけど、ネットで流すとみんながその存在感を分かってくれるわけでしょ。ネットの時代というのはみんなの時代ですよ。うまく社会をネットで(※動かして)ね、違う方向に行かないようにね。フェイクニュースはだめよ」(小池都知事)
終わった後の囲み取材では、「ニコニコ超会議は1回目からずっと来ておりまして、ネットでつながっている人がリアルの会場に来るんですよね。以前からこの会場に実際に来ることで、今ネットで起きていることを“肌”で感じてきました。最初の開催から考えると、ますます趣向が凝らされて楽しい催しになっていると思います」とイベントを振り返りました。

囲み取材での小池都知事
ちなみにねとらぼでは、民進党が「VR蓮舫」を制作しニコニコ超会議で体験コーナーを設けていることについてどう思っているか、さらに東京都では「VR都知事」などは考えているか質問したところ、「質問の意味がよく分からなかったので、ノーコメントです」と返されました。
(黒木貴啓)
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