お寺の住職との恋愛を描いた、女性向けテレビアニメ「僧侶と交わる色欲の夜に…」。その応援上映イベントに導入される、前代未聞のレギュレーションが話題になっています。

 なんと木魚の持ち込みが可能。というか、その他の鳴り物が一切認められていません。そのため、同作の展開に合った木魚のリズムを求めて、練習するファンが現れているもよう。

「木魚以外の音のなるアイテムの持ち込み」ってフレーズ、初めて聞いた


「僧侶と交わる色欲の夜に…」で木魚OKの応援上映

 「僧侶と交わる色欲の夜に…」は、主人公「深谷美桜」と同窓生の僧侶「九条隆秀」との恋物語を描いた作品。TOKYO MXなどで4月から放送されており、7月1日に新宿ロフトプラスワン(東京都)で全話を一挙上映する応援上映イベントが行われます。

 応援上映は声出しやサイリウムなどに加え、木魚の持ち込みが可能という、仏教に関わりのある同作ならでのレギュレーション。その他の鳴り物はすべて禁止されており、運営サイドが木魚に対して熱い思いを抱いていることがうかがえます。ファン側にも熱心な層が存在しているらしく、Twitterには、上映イベントのためにわざわざ木魚を購入したという声が。当日うまく叩けるように、アニメ鑑賞しながら「ポクポク」と予行練習する人も現れています。でも、木魚の用途を考えると、練習というより「仏具に秘められた新たな可能性の模索」に近いような……?

衝撃の「木魚持ち込みのみ可」

これにより、「木魚のイメトレ」という謎のパワーワードが爆誕しています


「僧侶と交わる色欲の夜に…」で木魚OKの応援上映

Togetterにはまとめ記事が登場


 気になるのは、木魚の音のせいで、会場が法事のような雰囲気にならないのかという点。練習風景を投稿したツイートを見ると、観客が盛り上がるであろうキスシーンなどに合わせてハイテンポで叩いており、その心配はなさそうです。その代わり、恋の進展にしたがって木魚のリズムが加速していく不思議な応援上映になるのではないでしょうか。


「僧侶と交わる色欲の夜に…」で木魚OKの応援上映

アニメ鑑賞に適切な木魚のリズムとはいったい……


マッハ・キショ松