7月上旬に福岡・大分両県を襲った九州豪雨の被害について、国土地理院が特設ページTwitterで情報提供をしています。一連のツイートに貼られたリンクから地図サイトへ移動可能。ヘリコプターやドローンによる空撮映像により、現地の惨状がありありと示されています。

7月7〜8日にドローンやヘリで撮影したデータをもとに被害状況を地図上に明示しています


 筑紫山地付近のページでは、土砂崩壊地や損壊した道路をアイコンと色付きの線で明示。ビデオのアイコンをクリックすることで、現地の状況を動画で確認することもできます。


筑紫山地
赤の点が土砂崩壊地、ピンクの線が損壊した道路

福岡県朝倉市赤谷川の被害箇所

 大分県日田市小野付近福岡県朝倉市杷木志波平榎付近など7地域については、被災前・被災後の状況を航空写真で比較できるページを用意。下部のスライダーを左に動かすと被災前、右に動かすと被災後の写真に表示が切り替わります。被災前の画像は5月以前に撮影されたもの。あまりの地形の変化が、豪雨の脅威を如実に表しています。


被災前
被災後
下部のスライダーを左右に動かすことで境界線が移動し、航空写真が被災前・被災後に切り替わります

被災前
被災後
平榎付近の状況。被災後は地形が大きく削られていることが分かります

(沓澤真二)


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