8月16日、毎日新聞が「ビーチにほえろ!海パン刑事 置き引き警戒中」というWeb記事を公開し、一時的にTwitterのトレンドワードに「海パン刑事」が入りました。ビーチを海パン姿で巡回する私服警官を紹介した記事だったのですが、ネットでは漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のキャラ「海パン刑事」を連想してしまう人が続出。キャラの濃さを振り返る声が多く上がっています。

毎日新聞の記事(毎日新聞Web版より)

海パン刑事といったらやっぱりこのキャラ(こちら葛飾区亀有公園前派出所どっとこむより)
こち亀の「海パン刑事」は、警視庁のエリート刑事集団「特殊刑事課」の一人。常に海パン一丁に赤のネクタイという服装で行動し、手錠やバナナを海パンの中から取り出すなど変態じみたキャラでファンから愛されています。本名は汚野武(きたの たけし)。ビートたけしさんが深夜のバラエティ「北野ファンクラブ」で披露したコント「海パン刑事」が元ネタとなっていることでも有名です。
毎日新聞の記事は、福岡県警が置き引き犯を検挙するため海水浴場に手配した私服警官を“海パン刑事”と称して紹介する内容。水着やタンクトップ姿で一般の海水浴客のようにしか見えない捜査員が、バッグを物色していた2人を現行犯逮捕するなど実績を出したと伝えていました。
【訂正】8月17日11時30分 記事初出時、福岡県警の捜査実績に対し「こち亀と違ってちゃんと仕事している」と表記しておりましたが、こち亀の海パン刑事も犯人検挙率100%の実績を持つエリートであるため、誤った表現でした。訂正をもってお詫びいたします。

ヤフトピにこんな形で入ってしまった
ヤフーニュースのトピックスでも「『海パン刑事』成果は上々」というタイトルで記事が掲出され、SNSで一気に拡散、Twitterのトレンドに「海パン刑事」が登場。そこからさらに「なぜこち亀の海パン刑事がトレンドに?」と勘違いする人が続出し、「ヤフーリアルタイム検索」で検索ワード2位にまで浮上するなど謎の「海パン刑事」フィーバーが起こる事態となりました。


Twitterトレンドやヤフーリアルタイム検索に輝く「海パン刑事」の文字
記事を読んだ上で「やはり海パンからバナナを出すのだろうか」「どうせならネクタイも着けてほしい」「言うことを聞かなかったらパンツを脱ぐのかな」と、私服警官とこち亀の海パン刑事を結び付けたコメントも多数あがっています。海パン刑事のキャラの濃さがうかがえる真夏のTwitterとなりました。
(黒木貴啓)
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