総合モーターメーカーの日本電産が、中華料理店の回転テーブルにモーターの力を搭載した「スマートチャイナテーブル」を開発して動画を公開しています


https://www.youtube.com/watch?v=ONM5l-pmiBc

 モーターの新しい可能性を探る「Motorize」プロジェクトの第2弾で(関連記事)、ペットボトルに続いて今回は回転テーブルをモーターでスマート化。なんとスマートフォンのアプリから自由にテーブルを回すことができる画期的な仕様になっています。回した後の男性のドヤ顔すごい。


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

スマホアプリから回転→スマート!


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

そして見事なまでのドヤ顔


 モーターはテーブル自体に直接組み込まれているわけではなく、龍の置物風装置によって回し、上部に付けたカメラで料理を解析。アプリの音声認識から料理名を指定することによって、自分の目の前にその料理を持ってくる、その名も「ヴォイスローテーション」が可能です。確かにスマートだけど、技術力の無駄遣い感もまたすごい……。


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize
スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

画像解析と音声認識を搭載したハイレベル仕様です


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

料理名を言うだけで自分の目の前に持ってこられます


 他にも使い方として料理の譲り合いを防ぐ「ラスイチうながし」や、汁物はゆっくりまわす「ケアフリーローテーション」機能を搭載。さらに店員さんにお皿を渡す際の「皿バック」や、こぼした時のおしぼりを回転でスムーズにもらう「レスキューおしぼり」、そして最終的には“スクラッチすればレッツパーリー”な「DJチャイナテーブル」としても機能するようです。途中からハイレベルすぎてよく分かりませんが、なんか楽しそう。


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

すごいうれしそう


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

使い方がめっちゃ細かい


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

正直、ハイレベル過ぎてよくわからない……


 ちなみに最後はお会計を誰が払うかのルーレットとしても使える、このスマートチャイナテーブル。全体的にバラエティー番組のように盛り上がりそうなノリが、ある意味でステキなオリジナル回転テーブルでした。

 モーターをより知ってもらうことや、新たな可能性の発見が目的の同プロジェクトですが、この流れだと第3弾は何にモーターの力を組み合わせるのか気になるところです。


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

大胆な「ごちそうさまでーす」が会計の合図


スマートチャイナテーブル 日本電産 Motorize

社長っぽい人の前にうまいこと会計が止まっています


(宮原れい)