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2018年3月の一般公開に向け、耐震工事と内部再生プロジェクトが進行中の「太陽の塔」。その公開に合わせて「太陽の塔」と「地底の太陽」のフィギュアが海洋堂から発売されます。

太陽の塔の質感も再現

背面の黒い太陽
「太陽の塔」は、1970年に大阪で開催された日本万国博覧会の際、芸術家の岡本太郎氏が制作した芸術的な建築作品。塔の高さは70メートルほどで、「未来」を表す黄金の顔、「現在」を表す胴体部分にある太陽の顔、「過去」を表す背面に描かれた黒い太陽の3つの顔、そして、内部には「生命の樹」と名付けられたモニュメントがあり、さらに地下部分に「人間の祈りや心の源」を表す地底の顔が設置されていました。

万博記念公園に鎮座する太陽の塔
その地下部に設置された「地底の太陽」は万博終了後に行方不明になり現在も見つかっていないため、2014年7月30日、大阪府の有識者会議はこれを復元することに決定し、現在復元作業が行われています。
そんな、「太陽の塔」が1/144スケールのソフトビニール製フィギュアとして登場。全高500mmの大きさは一升瓶よりも大きく存在感があり、LEDライト内蔵で左右の瞳に発光ギミックも。重さは約2.4kg。価格は税込1万4980円で、12月18日発売予定。

本物にもあった発光ギミック

かなりの存在感
同じく1/43のスケールで再現された「地底の太陽」は、復元モデルの元となるひながたの制作を海洋堂造形師の木下隆志氏が務めたといい、大きさ27mm、顔本体とベース、支柱はポリストーン、左右のコロナは亜鉛合金(ダイキャスト)成型となっています。重さは約345g。価格は税込9612円で、2018年3月発売予定。

行方不明の地底の太陽を復元

海洋堂造形師木下氏監修
両方とも岡本太郎記念現代芸術振興財団公認商品で、2018年3月の公開に向けて「太陽の塔」「地底の太陽」を満喫するには十分すぎるフィギュアといえそうですね。
(C)Taro Okamoto
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