米カンザス州立大学の魚類研究者であるJames Nifong氏と研究チームは、「大西洋の湾岸周辺に生息するワニは、小さなサメやアカエイを捕食している」と発表しました。この論文は「頂点捕食者同士である、ワニがサメを捕食する」ということに関する、初めての研究発表なのだといいます。

この研究によれば、アメリカ南東部にあたるジョージア州のジョージア海岸からフロリダ半島周辺の沿岸において、サメを捕食するワニが観測できたそうです。
ワニは淡水に、サメは海水に生きる生物ですが、なぜそのようなことが起きるのでしょうか。Nifong氏によれば、多くのサメが淡水でも生息可能で、実はワニも条件付きながら海水域での活動が可能なのだといいます。
ワニは塩腺(体液中の余剰な塩分を排出する分泌腺)を持っていませんが、海水と淡水が混じった汽水域(きすいいき)ならば、真水を探して摂取することで一定時間ながら活動が可能となります。その証拠としては、川が海へと注ぎ込む河口付近に住むワニにGPSを付けて行動を記録したところ、汽水域と淡水域を行き来しているデータが数多く検出されたのです。

アメリカアリゲーター。別名ミシシッピワニ(Wikimedia Commonsより)

淡水にも生息可能な、危険なサメとして知られるオオメジロザメ(Wikimedia Commonsより)
またワニは日和見的捕食者であり、環境次第で食べるものが変わります。これはワニが自分の口に収まる獲物なら何でも食べてしまう、ということで、すなわちワニの前に手頃な大きさのサメがいれば、公開された写真のように食べられてしまう可能性があるのです。
その逆もまたしかりで、実際には身体の大きさが問題なのだといいます。仮にサメがワニより大きければ、ワニの方が食べられてしまう可能性が高いそうです。
Nifong氏によれば、この研究結果は淡水の河川システムと食物連鎖を調査する大きな研究プロジェクトの一環として、ワニの食性を調査した際に発見されたものとのことです。
(たけしな竜美)
コメントランキング
「マジで1番好き」「インスタント感が少ない」 関西地方在住者が“最高にうまいと思う袋麺シリーズ”上位に「シンプルで飽きの来ない味付け」「カスタムできて本格派にもなる」の声(2/2) | グルメ ねとらぼリサーチ:2ページ目
東京駅で絶対に買うべき“駅弁”は……「コレはすごいわ」「旨味がジュワッと広がる」【人気投票実施中!】(投票結果) | 東京都 ねとらぼ
「平仮名にすべきだったw」 千葉県の“難読市町村名”に「冷静に考えたら不思議な読み方」「ふつうに考えてトップ難読」の声【6月15日は「千葉県民の日」】(1/2) | 千葉県 ねとらぼリサーチ
最高にうまい「とんかつチェーン」ランキングTOP23! 第1位は「とんかつ和幸」【2026年最新調査結果】(2/2) | チェーン店 ねとらぼリサーチ:2ページ目
富山県の「そば」の名店10選! 一番うまいと思う店はどこ?【人気投票実施中】 | 富山県 ねとらぼリサーチ