ねとらぼ

透明感を生み出す魔法のテクニックについて聞いてみました。

――今回の三角定規では透明感が重要になってくると思うのですが、リアルに描くコツはありますか。

Mozu:とにかく観察することです。見るが7割、描くが3割になるくらいとにかくよく見ることです。また「明」と「暗」の境界を少し大げさに描くことも有効です。今回の作品の場合は、1ミリの目盛りをできるだけキッチリ描くことも心掛けました。

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本物と比較してもどっちがどっちか分からないぐらいリアル

――最後に、Mozuさんの作品で「実は……」という部分があれば教えてください。

Mozu:ミニチュア制作のときもそうですが、ただ普通に作っただけだと「これ写真じゃねーの?」といわれてしまうので、どこかにオリジナル要素を入れるようにしています。今回だと三角定規の左上の青いロゴを「Mozu」にしています。

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制作過程集

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モデルとなった三角定規
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まずは輪郭を描いて
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立体感を出す
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本物と同様に
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目盛りを打っていく
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この時点でもはや本物状態
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真ん中の穴のリアルさがスゴイ
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縦横のラインを入れていき
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目盛りに色を付けていく
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完成!
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高校2年生のときに描いた三角定規の制作過程動画

高校2年生のときにも三角定規に挑戦していたMozuさん。すさまじい正確さでラインが入っていく……

 新進気鋭の天才アーティストMozuさん。将来はコマ撮りアニメーションの世界最高峰といわれるイギリスの制作会社で働くのが夢とのこと。これからもステキな作品を期待したいですね……!

取材協力/画像提供:Mozu(@rokubunnnoichi)さん

(Kikka)

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