月面探査レースを主催するGoogle Lunar XPRISEは、3月末の期日までに月面着陸を達成できるチームが現れない見通しであると発表しました。総額3000万ドル(約33億円)に上る賞金も支払われません。

同レースは非営利団体のX PRIZEと、スポンサーのGoogleが2007年にスタートしたもの。レースには日本、アメリカ、イスラエル、インド、多国籍チームの5チームが参加。月面に探査車を送り込んだチームには、約20億円の優勝賞金が用意されていました。

日本チームがデザインした探査車
X PRIZEは、優勝チームは現れなかったものの、レースへの参加により多くの雇用が生み出されたことや、参加チームが合計9000万ドルの資金調達に成功したこと。さらに、月面探査がかつては政府機関にのみ達成可能と考えられていたのが、現在では世界中の起業家やエンジニアなど、より小規模なチームに開かれたものになったと、企画の意義を強調しています。今後はGoogleに代わる新たなスポンサーを探すのか、賞金の無い賞として企画を続けていくのか、模索をしていくとのことです。
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