コンピュータ上で時たま発生する現象「文字化け」をモチーフにした神経衰弱風のカードゲーム「mojibake(文字化け)」がヴィレッジヴァンガードオンラインに登場しました。

mojibake(文字化け)

カードゲーム「mojibake(文字化け)」


 コンピュータ上の文字には16進数の符号が割り振られており、表示する際には「文字コード」という方式を使います。

 文字コードにはさまざまな種類があり、例えば「e7f5」という符号はEUC-JP方式では「苺」、Shift_JIS方式では「鋏」と変換されるため、異なる文字コードのコンピュータ間でメールのやりとりをした時などに文字化けが発生します。

 今回のゲーム「mojibake(文字化け)」は、この「苺」と「鋏」のように、「全く異なる文字に見えるけれど、変換前の符号が同じペア」をそろえるというもの。構想が発表された段階で「ややこしい」「狂気だ」と話題になりました(関連記事)。

mojibake(文字化け)

一応、カードには小さく「符号」と「ペアになる文字」が書かれています


 カードは32枚セットで2268円(税込)。制作を手掛けた「遊戯部すずき組」の公式サイトでは、ルール詳細を記載したPDFファイルが公開されています。

mojibake(文字化け)

3人以上向けのルールが公開されていますが、1人でも遊べるとのこと