NHKの番組「おかあさんといっしょ」で11代目うたのおにいさんを務めた横山だいすけさんが歌う「あたしおかあさんだから」の歌詞が物議をかもしています。「あたし おかあさんだから あたしよりあなたの事ばかり」など、母親が子どものために自分を犠牲にしているという内容の歌詞に「呪いの歌」「怖い」「自己暗示か言い聞かせ感が凄い」などの意見が相次いでいるもの。

物議をかもしている「あたしおかあさんだから」が流れるHuluの「できるんニャーの『おんがくたい』ニャー!」(Huluより)
「あたしおかあさんだから」はHuluで独占配信されている番組「だい!だい!だいすけおにいさん!!」の第9回「できるんニャーの『おんがくたい』ニャー!」のエンディングで披露。人気絵本『しんかんくんシリーズ』などの作者で絵本作家ののぶみさんが作詞を担当しています。
母親の視点で「あたし おかあさんだから」という印象的なフレーズを繰り返しながら、「眠いまま朝5時に起きるの」「大好きなおかずあげるの」「いいおかあさんでいようって頑張るの」など、子育てに関する苦労を歌い上げる一方で、「もしも お母さんになる前に 戻れたなら 夜中に遊ぶわ」「自分のために服買うの」といった葛藤も描いています。そんなおかあさんですが、最後には「あたし おかあさんになれてよかった」という歌詞ののち「だって あなたにあえたから」とポジティブな歌詞で締めくくられています。
そんな「あたしおかあさんだから」に対して、SNSでは批判的な声が目立ちます。「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」の作詞で知られる及川眠子さんは自身のTwitterで歌詞の内容について「誰に言いきかせてるのだろう。こんなことを母親に言われ続けて育てられた子どもはつらいなぁ。同情するわ」とコメント。
この他にも「『あなたのために自分を犠牲にして子育て頑張ったのよ、あたしおかあさんだから』というセリフで呪いをかけられるのは、苦しんでるおかあさんと、それを向けられる子ども」「母親に対する呪いだけじゃなくて、子どもに対する呪い」とする意見や、「ボロボロでワンオペ育児しているお母さんが虚ろな目で『あたし、おかあさんだから…あたし、おかあさんだから…』と自分に言い聞かせてる図しか頭に浮かばずつらい」といった意見も寄せられています。
また中には母親が“これだけ自己犠牲を働いて育児を行っている”と子どもに押し付けているのではという解釈の意見もあり、「正直、我が子には聞かせたくない」「とにかく子供に聞かせたくないよね」という声もあがっています。
「あたしおかあさんだから」に対するTwitterでの反応
そんな中Twitterでは「あたしおかあさんだから」に対抗するハッシュタグとして「#あたしおかあさんだけど」が誕生。こちらでは「あたしおかあさんだけど、ビール飲むしバー行くしピアノの発表会も出るよ」「あたしおかあさんだけど 研究の最前線で世界に挑むよ。泊まりで研究集会いくし、海外出張もやめないよ」など、母でありながら人生を前向きに送ってエンジョイするエピソードが投稿されています。
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