エアコン本体の掃除をしている人は少なくないはず。その一方で、室外機の掃除の必要性や方法はあまり知られていません。今回は、エアコンの性能を保つうえで効果的な室外機の掃除の仕方、注意点などを紹介します。

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家庭でできる室外機の掃除
たまっている泥やホコリで室外機の吸い込み部分がふさがれると、エアコンの稼働効率が下がります。掃除の際は、外側のキャビネット部分を水で洗い流したり、しぼった雑巾などでふいたりしてください。また、ブラシなどを使って室外機の吸い込み部分をきれいに掃除しましょう。室外機が汚れすぎないうちに掃除しておくと、楽に汚れを落とすことができます。
室外機の場所によっては、落ち葉などが付着したり、室外機の裏側や下にたまったりする場合があります。室外機周辺のごみは、その都度取り除きましょう。
基本的に、室外機はあまり神経質になって掃除をしなくてもよいものですが、エアコンの効果を保つために年に1〜2回程度掃除するようにしましょう。
室外機を掃除するときの注意点
室外機の掃除は、エアコンの電源を切ってから行います。内部のファンが回った状態ではケガをする恐れがあります。
室外機を水洗いする際は、水をかける向きに注意。上方からの場合、雨と同じなので問題ありませんが、下方から室外機に水をかけることは極力避けましょう。もしも水をかけるのが不安であれば、固く絞った雑巾やブラシを使用して、室外機全体のホコリを落とすよう掃除にします。
あまり使わないエアコンの汚れ対策
エアコンを長期間利用しない春、秋などのシーズンや、そもそもエアコンをあまり使わない部屋の場合は、エアコン本体だけでなく、室外機にもカバーを掛けておくとよいでしょう。汚れを防ぎ、掃除の手間を省くことができます。
また、あまり使われていない室外機には、虫が巣を作ってしまうことも。それを防ぐためにも室外機カバーは効果的です。特に春期は、短期間にハチの巣ができてしまう場合があります。室外機まわりでよくハチを見かけるようであれば、室外機と周辺のチェックを行い巣が大きくなる前に取り除きましょう。
プロのクリーニング業者に依頼する手も
エアコンの室外機を定期的に自分で掃除している人は、あまりいないはず。いざ自分できれいにしようと思っても、素人には掃除が難しいのが室外機の厄介なところです。
とはいえ、掃除をしないで室外機を汚れたままにしていると、エアコンの不具合につながってしまう可能性が。確実、安全にやってくれるプロのエアコンクリーニング業者に任せてしまう手もあります。
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