英国発祥の老舗バイクメーカーロイヤルエンフィールドが、第二次世界大戦中に同社が供給していた軍用バイクをモチーフとした新型車「Royal Enfield Classic 500 Pegasus Edition」を発表しました。

Royal Enfield Classic 500 Pegasus Edition(以下、Pegasus Edition)は、既存モデル「Royal Enfield Classic 500」をベースとした特別仕様車。一説には現存する世界最古のバイクメーカーといわれる同社は、第二次世界大戦時代に英国軍の軍用バイクを製造していました。今回発表した特別仕様車は当時の英国軍パラシュート部隊が使っていた軍用バイクをモチーフに「雰囲気は当時のものバリバリ、でも中身は最新で安心」とした、いわば復刻モデルです。まぁ、なんと夢のようなお話! しかしカッコいいですね……。

Pegasus Editionは、その圧倒的な存在感とファン心理をくすぐるデザインが何よりの魅力。そもそもレトロな雰囲気のClassic 500のデザインを生かしながら、ミリタリーテイストがあふれるつや消し塗装やステンシルのマーキング、当時のロイヤルエンフィールドのペガサスエンブレムなどを施し、雰囲気を「まさにそれ」っぽく仕立てたのが見事です。軍用のサイドバッグなどを取り付けられる専用ステーも追加されています。
エンジンは499ccの4ストローク空冷単気筒で、最大出力27.2馬力、最大トルク4.2kg-m(41.3Nm)を発生します。5段階の減衰力調整対応リアサスペンションを標準で装備し、ガチで重い荷物を積んで長旅するのも安心です。燃料タンク容量は13.5リッター、装備重量は194キロ。排気量は499ccなので、日本で乗るには大型二輪免許が必要です。あとちょっと排気量を小さくしてくれたら普通自動二輪免許(旧自動二輪運転免許中型限定、いわゆる中免)のワイも乗れるのに……と思う人、多そうです。

Twitterでも「これが2018年に発売されるバイクですよ……最高」「たまらん」などと早速話題
限定数は1000台、うち約半数は英国とインド市場で販売予定とされています。現地参考価格は4999ポンド(約74万円)。正規輸入価格はいくらになるのか、そもそも日本での正式販売があるのかどうかも不明ですが、他にはない個性的な1台を求めるならば一考の価値、大ありでしょう。納車もパラシュート降下でお願いします!
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