「C言語」や「Java」「Ruby」など、各プログラム言語の特徴に合わせてブレンドしたコーヒー「CODE COFFEE」がクラウドファンディングサイトMakuakeに登場しました。開始当日に目標金額の20万円を達成する人気となっています。
作り方は、例えばプログラムの源流となる「C言語」の場合には、コーヒーの源流であるコロンビア・ブラジルのブレンド、といった感じでまずは理屈で定義。その後に「デバッグ会」という名の試飲会をエンジニアたちで行い、飲んだ印象などから修正していったそうです。
デバッグ会の様子はYouTubeでも公開されていますが、「これ飲んでGO言語ってなるの分かるでしょ?」といった斬新な会話が生まれています。よくわかんないけど楽しそう。

エンジニア同士ならわかるのかも?
言語コーヒーは全8種類を用意。まず上記でも出てきた「C言語」に、エチオピア産モカを中心にブレンドした歴史が長い「Java」、かつて一世を風靡した「Perl」はタンザニア産キリマンジャロをベースにしています。さらに、日本人が開発したいいとこ取りの「Ruby」は日本人に飲みやすいブレンド、人工知能系の開発によく使われる「Python」は人工的に生成したデカフェ(カフェインなし)に。いろんな言語との相性がいい「JavaScript」はカフェオレがよく合うグアテマラブレンド、Googleが開発した「Go」には独自性の味わいを持つエチオピア産イルガチェフブレンドをチョイスし、Apple社開発の「Swift」はアップルフレーバーをつけたイノベーティブなコーヒーに仕上げています。
それぞれ100グラム/1100円(税込)で購入でき、8種類フルセットで9000円(税込)。ちなみに飲んだ結果「この味は、JSじゃない」といった異論も歓迎しており、議論の場としてエンジニアらしくGithubも用意されています。

C言語「すべての源流となる基本言語コーヒー」

Java「歴史が長く、原始的な言語コーヒー」

Perl「かつて一世を風靡したキリマンジャロ」

Ruby「日本人に飲みやすい『良いとこどり』コーヒー」

Python「機械学習に使われるデカフェコーヒー」

JavaScript「いろんな言語と合う。ミルクと合う。」

Go「無駄のない、唯一無二な独自コーヒー」

Swift「アップルフレーバーの革新的コーヒー」
なお同企画は、ECサイト「5歳児が値段を決める美術館」(関連記事)などのコンテンツを作っているデザイン&エンジニアリング会社「ブルーパドル」によるもの。またコーヒー作りは、コーヒーブレンドのスタートアップ「BROWN'S Cafe & Beans」が担当しています。
画像:Makuake
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