ドイツの熱心なクリエイターたちが作り上げた巨大ジオラマ群が、ギネス・ワールド・レコーズによって「世界最大の鉄道ジオラマ」として認定されました。

世界最大と認められたジオラマはドイツにある博物館「Miniatur Wunderland」が長年かけて作り上げた世界各国の乗り物と街、人々をミニチュアで再現した作品で、現在はドイツ、アメリカ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、スイス、イタリアの8カ国が作られています。

ジオラマ群の総床面積は1499平方メートル。およそ450坪もの広大なスペースに築き上げられたジオラマは何一つ手抜きなく、街なかにある小さな部屋の絵画1枚まで、徹底的にこだわりにぬいて制作されています。

ジオラマに使われているのは鉄道だけでなく、60機もの飛行機と空港、1万1000台以上のバスやタクシーといったクルマ、さらにはロープウェーやゴンドラなど、さまざまな乗り物がリアルタイムに動いています。
これらが事故なく動くように専用のコントロールルームが設けられ、50台ものコンピュータを使ってプログラム制御しており、それぞれが事故を起こさず自律的に動くプログラムは調整に5年もの月日を費やしたそうです。

ちなみにギネス記録認定のきっかけとなった「鉄道ジオラマ」だけでも、総延長1万5400メートルもあります。桁がおかしいと思うかもしれませんが、合ってます。
実際に作品を見ていくと山間部を走る鉄道から、国際線が離発着する空港、バスやタクシーといったクルマだけでなく、ロープウェーやゴンドラなど、さまざまな乗り物が動いています。


ジオラマには2633個のフィギュア、4340個の建物、13万本の樹木が使われており、製作費はこれまでに2100万ユーロ(約27億円)が投じられているそうです。
これらのジオラマはドイツ・ハンブルグにある「Miniatur Wunderland」で一般向けに公開されており、制作チームの主要メンバーであるGerrit Braunさんの「ドイツをミニチュアで再現したい」という思いから始まったジオラマ作りは今後も続けられ、チームはさらなるジオラマの拡張を計画しているそうです。もしドイツを訪れる機会があったら、世界最大の鉄道ジオラマがある「Miniatur Wunderland」に足を運んでみては。
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