鉄オタならニヤリとくる粋な演出も。
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結婚式が行われた十日町駅のホームには華やかな装飾が施され、この日を待ちわびた新郎新婦と親族、友人たちを駅長が出迎えました。


式では古い鉄道システム上の道具「タブレット」を持った新郎新婦がホームを歩き、立会人を務める十日町駅長に手渡すという通好みの演出もあったそうです。
このタブレットというのは一言でいえば「通行証」のようなもので、対応する区間を列車が走るときに安全上必須となる重要な道具。現在は信号が普及して見かける機会は減りましたが、それをあえて使うというのは鉄オタにとってグッとくるものがあるでしょう。にくい演出ですね。

駅長が立会人
パワーワードすぎる「ファーストバイトタブレット投げ」
参加した誰もが笑顔で楽しそうなブライダルトレイン。満面の笑みを浮かべるかつかれいさんと奥様を見ていると、生涯独身でいいやって思っていた筆者も結婚っていいなぁと思っちゃいました。
式の後、かつかれいさんに今回のブライダルトレインについて聞いてみました。やってみようと思ったきっかけは、2017年に実施された模擬ブライダルトレイン(体験会)のニュースを見たことだったそうで、新郎は「これだ!」とすぐに行動に移し、9カ月ほどの準備期間を経てこの日を迎えたそうです。
ウェディングプランナーや駅と、使用する車両や式の内容、運行スケジュールなどをみっちりと話し合ってきたそうで、タブレットを使った演出など、一部の演出については駅側から提案されたものもあったそうです。
中でもネット上で注目を集めるきっかけとなった電光案内板の「幸せ行き」という案内はかつかれいさんたちに内緒で用意されたサプライズ演出だったそうで、新郎新婦、両家を祝福するメッセージを見たかつかれいさんは「いつも利用していた駅でしたのでとても嬉しかった」とびっくりしつつも大喜びしていました。




式を終えたかつかれいさんは「とてもドキドキしましたが沢山の方々に感動して頂けたのでやってよかったと思いました。僕たちも一生忘れることの出来ない思い出になりました」と語り、ブライダルトレインに満足している様子でした。
ブライダルトレインはJR西日本、JR東日本、伊豆急行、関東鉄道など、いくつかの鉄道会社でプランが用意されています。事前にたっぷりと時間をかけて、運行スケジュールや内容を相談する必要があり、各社の相談窓口や公式サイトなどから問い合わせが必要です。一生の思い出となる結婚式を最高のものにしたいという鉄道好きなカップルなら、一考の価値があるでしょう。
奥様そっちのけのかつかれいさん
旦那そっちのけの奥様