バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で、「仮面ライダー」シリーズに登場する仮面ライダー1号のマスクをプロレスマスクとして商品化した「仮面ライダー プロレスマスク」の予約受付を10月1日より開始しました。価格は9万1800円(税込、送料・手数料別途)。

仮面ライダー プロレスマスク
仮面ライダーの“マスク”が商品化されるのは、仮面ライダーの長い歴史の中でも今回が初。石ノ森章太郎氏の生誕80周年の年であり、平成仮面ライダー作品も20周年を迎える記念すべき年に、ファン待望のメモリアルアイテムとして誕生しました。今回制作を手掛けたのは、一世を風靡したプロレスラー・初代タイガーマスクの専属職人としても知られる中村之洋(なかむらゆきひろ)氏。仮面ライダー1号2号に関して“技の1号”“力の2号”と呼ばれるのは、マニアならごぞんじのはずですが、この1号のマスクはまさに職人の“技”が冴え渡る仕様となっています。


精巧な作りが画像でもよくわかります
マスクのサイズは、日本人の成人男性の標準的な頭部サイズをベースに制作されているワンサイズの展開。ただし、背面はプロレスマスク特有のひもで編み込んだ仕様となっているため、サイズの調整が可能です。素材は、糸にラメが織込まれている高級感あふれる「グリーン・エラスラメ」を採用。シルバーエナメル牛革との切り替えにより、見る角度や光の当たり具合によって見せる表情を大きく変化させます。オリジナルのライダー1号と2号とでは、マスクのベースカラーは同じながら、グリーンの深さがやや違っていますが、この商品のグリーンは1号のほうのグリーンといえそうです。


実際に見に着けられるマスクです
さらに、メッシュ素材を使用して確保された視界、呼吸を邪魔しない鼻周辺の意匠、相手を意図せず傷つけないよう一定の硬度で再現された触覚など、機能面でも“プロレスマスク”としてのクオリティーを徹底的に追及しています。この商品は、コレクションアイテムとして永く愛し続けて欲しいとの企図のもと、専用台座とケースもセットで付属します。
なお、今回の商品化を受けて、プレミアムバンダイの商品購入ページでは、「週刊プロレス」とのタイアップ記事として、本商品が生まれた過程をつづった「仮面ライダー プロレスマスク制作秘話」を公開。週刊プロレス編集部の記者を司会に、株式会社バンダイの商品企画担当者と実際に制作を手掛けた職人が商品の制作過程が、赤裸々に語りつくされています。
初期の『仮面ライダー』では、常人とは違う「異形の者」という点が大きなモチーフになっていました。このマスクを飾り、あるいはかぶれば、日常の中の異形を体験できるかもしれません。
(C)石森プロ・東映
(クラタマスミ)
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