真っ黒なページを火であぶると文字が出てくる――特殊な仕様の『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)が登場しました。

同作は本が禁じられた架空の社会を描いた作品で、タイトルは紙が燃え始める温度である華氏451度にちなんでいます。そのテーマを変わった形で取り入れた特殊版『華氏451度』は、初めはページが真っ黒。火であぶる、手で暖めるなど熱を加えると、黒いインクが消えて文字が見えるようになり、冷めるとまた黒くなります。

この特殊版は、仏アーティスト集団Super Terrainが作成。2017年にコンセプトを披露したところかなりの反響があり、商品化を目指すことにしたとしています。「このエディションはデジタル時代に、われわれの社会の記憶と文化の役割に対しレイ・ブラッドベリが提起した疑問を具象化している」とSuper Terrainは述べています。
2017年に公開されたコンセプト
特殊版『華氏451度』は2018年12月31日までに150部の予約が入った場合に製造を開始し、合計で限定300部を販売する予定。予約価格は330ユーロ(4万円強)で、150部に届かなかったら返金するとしています。


(C)Super Terrain
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