今すぐ財布から取り出して見てみよう!
ユーロはもっとはっきりした違いを作っている
バリアフリーが進んでいる諸外国の例を見てみましょう。例えば、ヨーロッパで使われている「ユーロ」のお札は、種類ごとに大きさが全然異なります。額面が大きくなるほど、お札のサイズもどんどん大きくなります。
5ユーロ紙幣のサイズが最も小さく、200ユーロ紙幣のサイズが最大です。また、両端の斜線が入った部分も、紙幣の額面によって異なる形の凹凸になっています。

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電子マネーというバリアフリーもある
紙のお札の話ばかりしてきましたが、近年では電子マネーのバリアフリー化への貢献にも期待がかかっています。カード1枚、スマホ1台タッチするだけでどこでも支払いができるようになれば、そもそもお札を区別する必要がなくなります。
ただし、こうした便利さを視覚障がい者がスムーズに享受できるようになるためには、「カードの種類の区別しやすさ」「チャージや残高確認のための音声操作」「多くの種類のカードやスマホを読み取れる端末の設置」といった条件が必要です。
バリアフリーと一言でいっても、注意しなければならない点はたくさんあります。紙幣や硬貨でもキャッシュレスでも、支払い手段に障がい者への配慮が加えられていくかどうか、注目していきたいですね。
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