イタリアの自動車メーカー「ランボルギーニ」が抱えるレース部門「スクアドラ・コルセ」が、初となるワンオフモデル「SC18 アルストン」を発表しました。

ランボルギーニが史上最速の市販車として発売した「アヴェンタドールSVJ」をベースに開発されたアルストンには、6.5リッターV型12気筒エンジンが搭載されており、最高出力は770馬力。全高1.09メートルというフラットボディはカーボンファイバー製で、超軽量素材と組み合わせて軽量化を図っています。

これまでにランボルギーニが蓄積してきたレース経験を元に、専用のエアロダイナミクスが開発され、このアルストンのためだけに製造されました。レース用マシン「ウラカン GT3 EVO」のようなエアインテーク、「ウラカン スーパートロフェオ EVO」のようなフェンダーやフィン、エアスクープを持つなど、ランボルギーニのレースマシンの集大成と言えそうな仕上がりです。

アルストンはサーキットで使用することを想定した作りとなっていますが、公道走行も可能とのこと。ワンオフマシンということで、いくら欲しいと願っても買うことはできませんが、レースやイベントなどで見る機会があると期待したいですね。
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