Twitterで見られる「返信不要」と付けたリプライについて考察する漫画「Twitterでの返信不要という言葉について」が話題です。Twitterユーザーの神絵師なるみ(@imuran57)さんが友人との会話をきっかけに描いたもので、「返信不要」の生まれた背景と、Twitterだからこそ苦手と思える理由に納得してしまいました。
「返信不要です」は時と場合によっては、相手を傷つけているかもしれません

なるみさんの友人はTwitterの「返信不要です」というリプライが苦手です。今までたくさん「返信不要です」を使っていたなるみさんは、その理由を聞いて「もしかしたら今までかなりの人に嫌な思いをさせたかもしれない」と思うようになりました。

そもそも「返信不要」または「へんふよ」は、以前は個人サイトでよく使われていました。pixivやTwitterがなかったころ、イラストや漫画、小説などの作者は作品を個人サイトで発表していて、感想を送信できる「感想フォーム」を設置しているサイトも多くありました。しかし、「返事が作者の負担になっていないか」という気遣いからか、いつしか感想を送るときに「返信不要です」という言葉が付け加えられるようになりました。
作者は感想の返事をしたい人にだけ返事ができ、読者は返信があればラッキー、という考え方。その名残で、なるみさんは今でも「返信不要」を使っていました。

ところが、個人サイトの感想フォームのような一方通行と違って、Twitterは交流ができる場所であり、リプライは会話と捉える人が多くいます。そのため「返信不要です」という言葉は人によっては「あなたと会話する気はないよって言われてるみたいで、けっこう傷つく」「私のアカウントはその人にとって壁打ちアカなのかな……って、ちょっとヘコむ」と思われてしまうこともあるようです。会話のつもりが、いきなり「返信不要」で突然終了されたという気分になってしまうのも理解できます。

「『返信不要』を使われた人は、そこまで落ち込む必要はなくて、返信もスルーも自由にしてください。忙しいけどどうしてもスルーできない場合は『へんふよに甘えます』って一括ツイートすればいい感じ」と、なるみさんは自身の考え方をまとめています。

「返信不要」は個人サイト時代に相手への気遣いから生まれた言葉だったとは、思いもよらないことでした。送られた側も気負いしないで、お言葉に甘えるのも、返信するのも自由にツイートしても良いようです。
ちなみに、漫画のオチはなるみさんが大ファンだという「大乱闘スマッシュブラザーズ」の新作の宣伝で締めくくっており、リプライ欄では、なるみさんへのツッコミ返信が不可避な状況となっています。
画像提供:神絵師なるみ(@imuran57)さん
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