米カリフォルニア州サンフランシスコのラジオ局「KOIT」は、性被害を告発する「MeToo運動」の流れを受け、クリスマスの定番曲「Baby, It's Cold Outside(おもて寒いよね)」を放送中止にしたことを発表しました


Baby It’s Cold Outside おもて寒いよね クリスマス 定番曲 ラジオ 放送中止 MeToo運動

KOITの公式サイト


 発表によると、同局にリスナーから「Baby, It's Cold Outside」への苦情などが寄せられ、それを聞いた演出担当者が放送中止にすることを決定。しかしその後、SNSのコメントやメールなどで放送再開を望む声が寄せられたとして、公式サイトでは同曲をプレイリストに戻すべきかどうかのアンケートが実施されています。

 人気のクリスマスソングである「Baby, It's Cold Outside」はデュエットで歌われる曲で、帰ろうとする女性を男性が「おもては寒い」からと引き留め、もう遅いし一緒にいようと誘う内容となっています。

 報道によると、同国内の複数のラジオ局やカナダのラジオ局でもすでに放送中止となっており、その以前から問題視されてきた歌詞に対してMeToo運動の影響から批判が激しさを増しているといいます。

 KOITのアンケートは12月10日の午前(米国太平洋標準時)に発表される予定です。


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アンケートが実施中です(12月9日現在)