新潮社は12月12日、作家生活30周年を迎えた小野不由美さんの人気小説『十二国記』の新作について、2019年に刊行されることを発表しました


ついに……!


 同作は、古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー。1991年から続いており、NHKでアニメ化もされています。当初は2016年中の完成を目指していた新作ですが、近年は小野さんの体調不良もあり、これまで刊行日についての報告はありませんでした(関連記事)。

 12日の「十二国記の日」に発表された内容によると、既に第一稿が届いており、また「400字で約2500枚の大巨編」で「物語の舞台は戴国」であることが述べられています。ちなみにシリーズとしてはオリジナル短編集「丕緒(ひしょ)の鳥」が2013年に出て以来なので、約6年ぶりの新作となりそうです。


十二国記 新作 小野不由美 2019年 発売日

十二国記通信 麒麟便り


 これからイラストの準備などが進められ、発売日はまだ決定していないものの、「来年2019年に刊行されることは間違いありません」としています。


昨年のツイート



十二国記 新作 小野不由美 2019年 発売日

「十二国記」新潮社公式サイト