こんにゃくといえば、おでんや筑前煮などに入っている和食の定番食材。低カロリーで、ダイエットのために食べている人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、戦時中の日本では食べ物としてではなく、“ある兵器の部品”に使われていたのだとか。一体、どんなものなんです?

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解説
旧日本軍による変わった兵器として、太平洋戦争で使われた「風船爆弾」が知られています。直径約10メートルの気球に爆弾を搭載し、偏西風にのせて米国まで飛ばすというもの。気球は、こんにゃく製の“のり”で貼り合わせた和紙でできていたそうです。
こんにゃくのりには「乾燥すると水をはじく(気球が雨に強くなる)」「ゴム製のものよりも、気球内部の水素ガスが抜けにくい」といったメリットがあり、意外な材料が採用されているのにも、それなりの理由があったといいます。
ちなみに、気球1つあたりに使われた和紙は約3000枚といわれており、当然、こんにゃくのりも膨大な量が消費され、「民間ではこんにゃくの流通がほぼストップし、戦争が終わるまで出回らなかった」といわれています。
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主要参考文献
- 紙と戦争 -登戸研究所と風船爆弾・偽札-(明治大学平和教育登戸研究所資料館館報/山田朗氏)
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