2018年末に話題をさらった「PayPay」の「100億円あげちゃうキャンペーン」のボーナス付与期間が1月10日に終了。無事ボーナスをもらえて喜ぶ人がいる一方で、残高付与が取り消され絶望する声がTwitter上で目立っています。どのような場合に付与が取り消されるのか、PayPayの広報に聞きました。
ボーナスの付与が行われたのは1月8日から10日にかけて。付与予定のボーナスは「PayPay残高付与の処理中」と表示されていましたが、不正が見つかった場合はそれが「PayPay残高付与の取消」に切り替わります。不正者へのボーナス付与取り消しは1月8日に告知されており、その際取り消しの理由となる行為の例として「対象となるお支払いをキャンセルし、返金を受けた場合」や「当社の利用規約に違反する行為があった場合」などが挙げられていました(関連記事)。

取り消しの理由となる行為の例(PayPayの発表より)
取り消しの事例が一気に話題になったのは10日夜になってからですが、広報によると取り消し自体は8日から順次行われていたとのこと。Twitterでは情報が錯綜しており、同一商品を複数購入すると不正扱いになるとの声もありますが、これについて広報は「本人が不正なく購入したものであれば複数購入は問題ありません」とコメント。
Twitterではボーナスを取り消された主な理由として「複数のアカウントを作っていた場合」や「本人名義でないクレジットカードで決済した場合」が見受けられますが、これらについては「規約にある通り不正扱いになります」とのことでした。

複数のアカウント登録はペナルティーの対象(PayPay利用規約より/強調は編集部によるもの)

クレカや銀行口座は本人名義である必要があります(PayPay利用規約より/強調は編集部によるもの)
Twitter上では「他人のPayPayアカウントに自身のクレジットカードを不正に登録され、自身のPayPayアカウントでもそのクレジットカードを登録していたため、自分まで不正扱いされてボーナスがもらえなかった」というケースも報告されています。こうした事例については、「専用フォームからご説明いただき、本人の不正でないと確認が取れれば取り消しを見直します」と説明しました。
クレカを不正登録された余波で、PayPayのボーナスまで取り消されてしまったという正に泣きっ面に蜂な事例。こういった場合には質問フォームから問い合わせてみましょう
不正をしていないのになぜか取り消されてしまったという人は、一度質問フォームから問い合わせてみるのが良さそうです。
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