普段はゲストを笑顔で迎え入れてくれるディズニーキャスト。そんなディズニーキャストたちが、1年に一度“ゲストとして”思う存分楽しめる夜があるのをご存じでしょうか。「サンクスデー」と呼ばれる、キャストによるキャストのための入園日があるのです。
サンクスデーは、通常のパーク営業終了後に、普段上司である役職社員がキャストとして、準社員がゲストとして参加できる特別なイベント。ミッキーとフレンズたちも駆け付けて出迎えます。一般のゲストはキャストだけのステキな夜を、ねとらぼGirlSideがレポートします。


「サンクスデー」は1992年、東京ディズニーランド開園8周年の年に「準社員感謝デー」として始まったイベント。閉園後のパークを貸し切り、上司たちが日頃の感謝の気持ちをキャストに伝える――というコンセプトからスタートし、現在も続いています。
キャスト自身にとってもゲストとしてパークを訪れることで、ゲストの気持ちをあらためて考え、そして初心に戻る機会にもなっているといいます。東京ディズニーリゾートのキャストのホスピタリティの高さは、こういうところから生まれているのかもしれませんね。

年に1度のスペシャルナイトを、キャストは心待ちにしているのだそうです。普段働いているパークを満喫できるのはもちろん、定番の食べ歩きフードや各店舗に飾られた社員からのメッセージボード、思い出のBGMなど特別な夜にふさわしい演出が盛りだくさんです。

特別なTodayとスーベニアを全員にプレゼント
その日のショーやイベントなどが書かれているパンフレット「Today」が、サンクスデーは限定仕様にチェンジ。サンクスデーのスペシャルコンテンツの案内やフードの案内が載っています。2019年のサンクスデーに来園したという記念になる貴重な冊子です。
スーベニアも全員にプレゼントされます。2019年は光るスティック。ネームタグのようなヘッド、紐にはミッキーチャームがついていてかわいい! 光らせたい……でも折るのももったいない……!! そんな記念の一品です。

あなたから「ハピネス!」を伝えよう
Todayにはサンクスデーでハピネスを創造している社員へ贈るチケットが付属しています。日頃お世話になっている社員や来園中にホスピタリティを感じた社員へ手渡す仕組み。普段からオリエンタルランドでは、上司から準社員へ「その行動よかったよ」とカードを手渡す「ファイブスター・プログラム」という取り組みが行われていますが、言わば逆バージョン。贈る方ももらう方もうれしいやつでは……!


ハイタッチでおでむかえ
入園すると、ミラコスタ通りで役員、社員がウェルカム・グリーティングを行っていました。役職の垣根なく笑顔でハイタッチ。オリエンタルランドの上西京一郎代表取締役社長兼COOも登場し、記念撮影に大人気でした。

ボードやフラッグでウェルカム! みんなとってもいい笑顔です。


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