InstagramやTwitterで主夫生活漫画を投稿している河内瞬さん(@syufu_desu)が公開した、祖母と「大衆演劇」を見に行った話のレポート漫画が興味深いと多くの人の関心を集めています。やはり“推し”が存在するということは、重要なことなのかもしれません。

「大衆演劇」で孫が見たものとは
祖父が亡くなってから元気のなかった祖母が、最近元気を取り戻していたという河内瞬さん。理由を聞くと、「大衆演劇にハマっているから」とのこと。大衆演劇は時代ものの演劇を全国行脚するというもので、旅役者と呼ばれることもあるそうです。友達を誘っても皆興味がないらしく1人で通っているとのことで、河内瞬さんは祖母と一緒に行って上げることにしました。

「大衆演劇」にハマったという祖母
当日、観劇していると袋から本番開始前に購入していたレイ(花などで作った首からかける装飾品)を取り出した祖母。「お気に入りの役者さんにかけてあげるの」とのことで、河内瞬さんは内心で「課金アイテム!!」と声を上げるのでした。レイは1000円〜数千円程度で、役者に直接レイを掛けてあげる時間が用意されているそうです。

課金アイテム登場
レイを掛けてあげ席に戻ってきた祖母が今度は河内瞬さんに封筒を渡すと、「おひねり! 着物に挟むの! やってきなさい! 何事も経験!」と半ば強引に舞台前に押し出されます。役者はおひねりの気配を察すると近くによって寄ってきてくれるのですが、帯が固くてなかなか挟めず悪戦苦闘。

なかなか渡せないおひねり
ようやく挟めると、役者に「おおきに……」と自分にだけ聞こえるくらいのウィスパー&イケボイスでささやかれたそうです。一連の経験を経て、河内瞬さんは「こりゃ婆ちゃん元気になるわ」と納得し、「推しに課金するのは世代を問わず幸せ」と結論づけたのでした。昔からの由緒正しき“課金要素”といったところでしょうか。

「おおきに……」
この漫画にリプライ欄などでは、「おばあちゃんも一緒に行く河内さんもとてもすてき」「おおきに……めっちゃ萌えましたわ」「うちの母がまさしくお祖母様と同じです」「ええ孫やなあ」「そりゃあ宝塚だって栄える訳よな」「心があたたまります」といったコメントが寄せられていました。
また、河内瞬さんのブログでは今回の件について、さらに詳しく感じたことなどがつづられています。
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