90歳のおばあちゃんが制作した“新聞ちぎり絵”がすばらしいと評判です。

ブロッコリーのちぎり絵

よく見ると、新聞紙なんです


90歳おばあちゃんの新聞ちぎり絵新作

 マンガ「夜さんぽ」の著者でイラストレーター兼漫画家の木村いこ(@iko1225)さんが、祖母のちぎり絵をTwitterに投稿したところ、形の良さ、色合い、一瞬では新聞紙とは気づかない紙面選びのセンスなどが絶賛されています。

 木村さんは、新聞ちぎり絵専用アカウントとして「90歳セツの新聞ちぎり絵(@setsu0107)」を開設。エビやカツオ、雪ん子など、たくさんのステキな作品を投稿しています。

エビのちぎり絵

エビ


エビのちぎり絵

雪ん子


カツオのちぎり絵

サバのつもりがカツオになったそう


 制作時間は驚くほど早いそうです。指でちぎった新聞紙にスティックのりを塗り、下絵に沿ってピンセットと指を使って貼ります。新聞紙の色の付いた部分をとっておいて、そこから色選びをしているとのこと。

制作風景

のりを張るところ

新聞紙にのりをつけます


茎を張るところ

紙面のグラデーションをうまく利用しています


 およそ2カ月前の2019年1月からちぎり絵を始めました。昨年までは絵を描くことが苦手で嫌いだと言っていたそう。そんな祖母が作るちぎり絵の出来栄えに、木村さんは驚きを隠せません。下絵は主にお母さんが描いているそうですが、「いつか下絵も自分で描けたらいいなぁ」と90歳のおばあちゃんは今も上昇志向にあふれています。

画像提供:木村いこさん


高橋ホイコ