3月16日に埼玉県飯能市にオープンする、ムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」。湖を中心とした自然あふれるパークを、テーマパーク好きのライターが一足先に体験してきました。

ムーミンバレーパークは、宮沢湖にできた北欧をテーマにした施設「メッツァ」の中に誕生した、日本初のムーミンのテーマパーク。ムーミンは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出したキャラクターで、日本でもアニメが放映されるなど広く親しまれています。ムーミンバレーパークでは、原作に登場する建物を再現するほか、展示施設でトーベ・ヤンソンの作品にふれることができます。
いざムーミンバレーパークへ


メッツァビレッジを抜けて湖をぐるっと回っていくと、大きなムーミンの本がならぶムーミンバレーパークの入り口が見えてきます。レストランやショップのあるにぎやかな入り口を抜けると、しばらくは何もないまっすぐな道が続きます。こののどかさは自然の中にあるテーマパークならでは。
ムーミンパパが作った水浴び小屋を見ながら足を進めると、メインエリア「ムーミン谷」に到着です。



ムーミン谷で、まず目に入るのは赤いカーテンがかわいい「エンマの劇場」。ここでは、ムーミンたちのショーが行われます。ショーのお話は原作の「たのしいムーミン一家」を下敷きにしたもので、上演時間は30分ほど。
ちなみに、ムーミンバレーパークには、湖の上を滑空するアトラクション「飛行おにのジップラインアドベンチャー」など、「たのしいムーミン一家」に登場するキャラクターが多く登場します。ムーミン初心者は、事前にこちらを読んでおくとより楽しめそうです。
このショーをはじめ、ムーミンバレーパークでは、ムーミン役に戸松遥さん、スナフキン役に櫻井孝宏さんなど、豪華なメンバーが声優を務めていることでも話題となっています。



メインの展示施設「コケムス」は、ムーミンバレーパークの入場料だけで入ることができる施設。ここには、ムーミンファンにはたまらないミュージアムや、限定グッズもそろうショップ、ワークショップやレストランが並びます。
ミュージアムは、体験型の展示やフォトスポットなど感覚的に楽しめる展示と、原作者トーベ・ヤンソンのアーティストとしての姿が分かる貴重な展示が織り交ぜられており、ムーミンをよく知らない人から原作ファンまでたのしめる作りになっています。

コケムス内の施設「パヤ」では、工作などの数種類のワークショップに参加できます。
今回筆者は、木製のムーミンが憧れた花模様がうつくしい生き物・うみうま(はなうま)の絵付けを体験しました。ムーミンバレーパークには、自然をはじめ、写真に収めたくなるスポットがたくさんあるので、オリジナルのうみうまを持って歩いてみるのもたのしそうです。
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