「ピーポくん」が突然、ムキムキマッチョのイケメン「スーパーピーポくん」に大変身―― 警視庁公式YouTubeチャンネルに投稿されているアニメ作品が話題になっています。
公開自体は2年前なのですが、あまりにも唐突な展開に再び注目が集まったもよう。なぜこの作品が誕生したのか、警視庁に直接話を伺ったところ……ピ、ピーポくんの世界は1つではなかった……だと!?


謎の変身を遂げるピーポくん
警視庁は2017年、マスコットキャラクター「ピーポくん」誕生30周年を記念して、同キャラの子ども向けアニメを制作(全6本)。1話完結構成になっており、基本的には「他人に犯罪をさせようとしたり、間違った交通ルールを吹き込んだりと悪さをする『怪獣』が現れる → ピーポくんが助けに入る」という分かりやすい流れになっています。
しかし、ネット上で話題になったのは、ストーリーとはほぼ無関係な第4話のワンシーン。2頭身サイズのピーポくんが突如として人間サイズの『スーパーピーポくん』に変身し、その分厚い胸板、キリッとした眉毛が似合う凛々しい顔つき、今になって履き始めたズボンなどに、大きなお友達の目はくぎ付けになってしまったようです。
公開当時、メディアでも「誕生30年で筋肉ムキムキ」(産経新聞)、「リアル調の『スーパーピーポくん』」(やじうまWatch)、「誰だお前」(ねとらぼ)などと紹介されていました。
そのため、熱心なピーポくんファンの皆さんはすでに視聴済みかもしれませんが、公開から2年たった2019年、この第4話が再びTwitter上で紹介され、大フィーバー。「そんな設定聞いてない」「あまりの超展開についていけない」「『チャージマン研!』の再来」といった声が寄せられています。

かわいらしいピーポくんが……



ムッキムキ

かっこいいポーズ

イケメン

眉毛、ちょっと整えました?
時をへても色あせることのないインパクトで、われわれのハートを捉えてやまないナイスガイ・スーパーピーポくん。彼はなぜ誕生したのか、警視庁に直接聞いてみました。
同庁広報課によれば、このアニメは電通に制作を委託したもので、警視庁による監修も行われていたとのこと。ですが、スーパーピーポくんは「警視庁が関わっている公式設定」ではなく、あくまでも「アニメ内限定の設定」という扱いだとか。「メディアミックスの結果、原作とアニメ版で設定が変わってしまう」というのはよくある話ですが、どうやらピーポくんもそんな“パラレルワールド”の住人だったようです。

警視庁Webサイト「ピーポくんのプロフィール」。耳や目などに特殊な名称は使われていませんが……

アニメ版では、目が「きらきらアイ」(「ピーポくんアニメーション」第1話より)

耳は「どでかイヤー」(第3話)

そして、頭部の突起は「びんびんアンテナ」(第2話)。警視庁広報課によれば、これらの名称も「アニメ内限定の設定」だそうです
ちなみに、ピーポくんはグッズ展開されており、府中運転免許試験場(東京都)などで販売。そこで「スーパーピーポくんのグッズ化予定はありますか?」とも質問したのですが、「当課ではお答えできない」との回答でした。
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