ここでしか出会えない人たちがいた。
「運営がダメっていわれてたけど……Google+があったからつながれた」
そしてもう1人、「ググタスちゃん」というGoogle+を擬人化したキャラを投稿していた、Two-Xトゥーいさんにもお話を伺いました。

「Google+は高校2年生ごろから5〜6年、ほぼ毎日使っていました。やっぱり昔のほうがにぎわってましたね。サービス終了の報を聞いて、戻ってきた人たちもいて、また盛り上がってきた感じはしますけれども。でも十分楽しかったです」
「Google+って、運営がダメっていわれるんですよ。Google+のホーム画面のプロフィール画面がいきなり下から上にするとか、『使い慣れてるのになんで?』って。あとはバグが多くて。たまに画像や投稿が表示されないこともありました」

「終了はだいぶ悲しいですね。はじめてさわったSNSですから。まわりがやっていないようなSNSをやりたくて始めたら、ここまで続いて。高校の授業の一環で『自分の人生設計を作る』ときに、Google+も入れたぐらいの存在ですから」
「Google+が終わることで、ほかのSNSに行く人も、そもそもSNS自体をやめてしまう人もいます……でも、みんなに本当に『ありがとう』です。そしてGoogle+があったから、ユーザーのみなさんとつながれました。なかったら、いまの自分はいないと思います」
「最後の日は、Google+をやりながら迎えたいですけど、その日は就職の研修中で携帯電話が使えないんです。それが一番の悔いですね……!」

夢破れた先にあったもの



華々しく誕生し、Facebook超えが期待されたGoogle+。しかし運営上の問題や目立ったバグなどの失策も多く、晩年は徐々に忘れ去られていきました。
どんなコミュニティでも、そこに人が集まれば、独自の文化や慣習が生まれます。一時は5億人というユーザーを集めたGoogle+の夢は破れましたが、それでも最後まで残った数少ない人たちは、このSNSを愛し続けたのです。

(辰井裕紀)