離れて暮らすおばあちゃんへの思いをつづったエッセイ漫画「私とおばあちゃん」に、目頭が熱くなる人が続出しています。作者は漫画家と看護師をしているまきはるか(@00iiieee)さん。

もし大切な人がいなくなってしまったら
まきさんが子どものころ、保育園の送迎も学習参観も晩ごはん前の恋バナも……いつも思い出の中にいるのはおばあちゃんでした。月日が流れ、まきさんは上京して看護師として働きながら夢を追う日々を送っています。ある日、担当していた患者さんが亡くなったと聞いたまきさん。その患者さんが自分のおばあちゃんと同じ歳だったことから涙がこぼれます。

子どものころの思い出にはいつもおばあちゃん

看護師として働くまきさんは時折患者さんをおばあちゃんと重ねてしまう
そしてふと思います。もし、おばあちゃんがいなくなったら、と。自分とおばあちゃんのたくさんの思い出が「私しか知らない思い出になっちゃうんだ」と寂しく悲しい気持ちに。
そんなふうに寂しさに押しつぶされそうになる中で、元気をくれたのは久しぶりに会ったおばあちゃんの笑顔。自分よりも切なくて大切な思い出をたくさん抱えているおばあちゃんが笑顔でいられるなら、自分もきっと大丈夫だ――と思いをつづっています。

おばあちゃんがいなくなったらと思うと悲しくなる

おばあちゃんの笑顔に助けられる
今、私たちが当たり前だと思って過ごしている家族や友人との時間はいつか終わりを告げるもの。大切な人との時間を大切に過ごしたい、そんな気持ちを思い起こさせてくれる漫画です。
漫画を読んだ読者からは「たったの4ページで2回泣いた」「自分の人生もおばあちゃんとの思い出でいっぱい」「おばあちゃんとの思い出を大切に」など、離れて暮らすおばあちゃんや亡くなったおばあちゃんのことを思い出して共感したという声が届いています。
作者のまきはるか(@00iiieee)さんは、Twitterで看護師としての経験を描いた漫画などを公開しています。
画像提供:まき はるか(@00iiieee)さん
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