Googleが新たなスマートフォン、「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」を5月17日に発売します。価格は前者が4万8600円、後者が6万円(税込)。公式サイトで予約販売が始まっています。


Pixel 3a
2機種とも基本性能とデザインは共通で、主な違いはサイズとバッテリー容量

Pixel 3a
カラーバリエーションは左から順に、ジャストブラック、パープリッシュ、クリアリーホワイト

 2018年11月に発売された「Pixel 3」「Pixel 3 XL」の廉価版。CPUがSnapdragon 845からSnapdragon 670に、防水等級が8級(水面下で使用可能)から2級(防滴)に、インカメラがデュアルからシングルに、ワイヤレス充電機能は廃止にと、いくつかのスペックダウンがみられます。それでもアウト側カメラは有効画素数1220万と、上位機種の同等品。特長の夜景モードやポートレートモードといった機能も使えます。


Pixel 3a
暗所でも鮮明に撮影

Pixel 3a
背景をぼかして被写体をくっきりと写せるポートレートモード

 2機種の主な違いはサイズで、Pixel 3aは5.6インチ(2220×1080ピクセル)、Pixel 3a XLは6インチ(2160×1080ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載しています。バッテリー容量も異なり、Pixel 3aは3000mAh、Pixel 3a XLは3700mAh。いずれも高速充電に対応し、15分の充電で最大7時間使えます。

 基本的な仕様は共通しており、OSはAndroid 9.0(最大3年間のアップデート保証付き)、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB(SDカードスロット非搭載)。日本向けモデルは「FeliCa」に対応しており、Google Payによるおサイフケータイ機能が使えます。