令和もムーミンといっしょ。
3月某日
ムーミンがひねもす愛でているからか、あれから2週間ほど経つというのに、花が枯れない。ムーミンはムーミントロールつまり妖精であるというが、これがその力なのだろうか。
そんな今日は朝からおいなりさんを炊いた。春はおいなりさん。そう言い切って清々しい、あたたかな日である。

溢れ出すおいなりさんをどうにか落ち着かせ、酢飯に生姜と胡麻を混ぜたものを握っておいなりさんで包む。余った汁はあとからスプーンで塗って、しっとりさせるのがいい。ひとつつまんであとは夕飯に。

お昼寝するおいなりさんを見つめる氏。

3月某日
夫が出張で2泊3日、韓国へゆく。
寂しいねえ、2人っきりだねえとムーミンと話していたら、なんとお客さまが…。


あのニョロニョロだ。でも知っているニョロニョロは、群れていなかったか。このニョロニョロは単体である。単体ニョロニョロ。ムーミンは驚きを隠せない様子。「お客さん、うれしくないの?」と聞いたら「ハイ……かつてニョロニョロが大量発生してなかなか困ったことがありまして」という。単体ニョロニョロなら大丈夫かな? あれ、これから増えたりしないよね…?
3月某日
毎年春と夏の二回、どこかへ旅行にゆくのが私たちの決まりごと。この本州の最西端に引っ越してきてから去年の夏は四国に行ったけれど、この春は九州。熊本、長崎に決めた。もちろんムーミンと、そしてニョロニョロも一緒。


やっぱりシートベルトがお腹に食い込むけれど、ムーミンは素知らぬ顔。熊本へ行こうと決めたのは、以前「ドキュメント72時間」で取り上げられていた日本一長い3333段の石段に登ろう! と相成ったからである。

普段運動不足の我々は、というか主に私は脚をガクガクさせながらもなんとか登頂。夜は馬刺しを食べたり、翌日は長崎のグラバー園に行ったりした。

長崎の飲み屋をはしごして帰ってきた時には、ムーミンはもうベッドでおやすみなのだった。一緒に旅行にゆくのも、これで2度目か。これからもいろんなところに行きたい所存。