作家の渡辺浩弐さんが新作ショートショート「令和元年のゲーム・キッズ」を、テキスト投稿サービス「Privatter」で毎日1本ずつ無料公開しています。5月1日に投稿を始めてから現在まで、毎日休みなく1本書き上げて投稿している形。すごい……!


令和元年のゲーム・キッズ

第1回「時間貯金


 渡辺さんはファミコン時代からゲーム業界での活躍が多く、1993年から1995年まで『ファミコン通信』(現:『ファミ通』)で『1999年のゲーム・キッズ』を連載。近未来のゲームやデジタルガジェットをフィーチャーした、SFショートショートとして好評を博しました。

 シリーズはその後も『2000年のゲーム・キッズ』『2999年のゲーム・キッズ』『2013年のゲーム・キッズ』と続きました。最新作となる今作は、「令和からその先」を見据えた作品になるようです。


令和元年のゲーム・キッズ

2013年に連載された『2013年のゲーム・キッズ』(星海社文庫)


 執筆の過程をYouTubeでライブ配信する試みも。渡辺氏がアイデアの背景を解説しながらプロットを組み上げ、小説に仕上げていく様子は、創作に限らず参考になりそうです。


令和元年のゲーム・キッズ

第1回のメイキング動画より。動画のアーカイブには、各エピソードのリンクから飛べます