セブン-イレブンのあるサンドイッチ商品が、野菜が主役すぎるあまりとうとう自分がサンドイッチであることを完全に見失ってしまっていると、Twitterで注目を集めています。その商品の名は、「群馬県産レタスのシャキシャキレタス」。レタスが、強い。
もともとセブン-イレブンにはレタス、ハム、チーズを挟んだ定番サンドイッチ「シャキシャキレタスサンド」がありましたが、そのレタスに群馬県産を使った新商品。埼玉県の一部と群馬県限定で販売することで新鮮な野菜を味わえることを推した“地産地消”なサンドイッチで、5月14日から順次発売されています(税込257円)。

音速のソニック、閃光のフラッシュ、群馬県産レタスのシャキシャキレタス
しかし「群馬県産レタスのシャキシャキレタス」――しかも副題に“野菜が主役の定番商品”を冠したこの商品名のシュールさに、Twitterユーザーの貝澤カイザー(@Kaiser_ritsuko)さんはツッコまずにいられなかったもよう。「野菜が主役すぎて、とうとう自分がサンドイッチであることを完全に見失ってしまったシャキシャキレタスさん」と商品の写真を投稿したところ、1万7000回以上リツイートされるなど大きく拡散されました。

じわる……(写真提供:@Kaiser_ritsukoさん)
ユーザーからは「頭痛が痛い」「群馬県産のシャキシャキレタスじゃだめだったのか」「文字数が足りずサンドを入れられなかったのかな」と名付けのミスを想像する声もありますが、それ以上に「レタスの主張が激しいの好き」「自分の事をサンドイッチだと思い込んでいるレタス」「レタス産レタスのレタレタレタス」とレタスの暴君ぶりを愛する声が多く上がっています。
セブン-イレブン広報部に商品名の由来を取材したところ、「弊社のサンドイッチの商品名は、そのサンドイッチの特徴がより伝わりやすい名前にしています。まず定番商品に『シャキシャキレタスサンド』があって、今は群馬県産レタスが収穫時期であるためより商品の特徴を出すために『群馬県産レタスの』を頭に付け加えました」と説明。
「『サンド』を省いたのは、見た目でサンドイッチであることはわかるというのと、商品名に『サンド』を入れるか入れないか一律なルールがあるわけではないからです(※商品名に『サンド』が入らず具材のみの商品は他にもある)。2回『レタス』が重複してしまった形になってはしまいますが、こちらの方が『レタス』という商品特徴がより伝わるということで決定しました」(担当者)
シャキシャキレタスさんにはサンドイッチの自覚はしっかりあるようです。
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